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国、北朝鮮人権問題めぐる国連決議を再び棄権か [ 11月06日 20時53分 ]

 [ソウル 6日 ロイター] 韓国政府当局者は週末、北朝鮮の人権侵害を非難する国連決議について、棄権する可能性が高いとの見通しを示した。一方、これについて野党の政治家は政府が二重基準(ダブルスタンダード)を用いていると批判している。
 欧州連合(EU)はこの問題についての国連総会で投票を月内に行いたい意向だが、投票日は決まっていない。
 韓国は4月にジュネーブで開かれた国連人権委員会での同様の決議も棄権している。
 アナリストらは、韓国は6カ国協議に参加していることもあり、人権侵害の疑いで非難する象徴的な決議によって北朝鮮の反感を買うことは望んでいないとみている。
 南北関係に精通している韓国の政府当局者は週末、4月の国連人権委員会で北朝鮮の人権侵害を非難する決議に韓国が棄権して以来、政府にスタンスの変更を迫るような状況の変化はほとんどないと述べ、再び棄権する可能性を示唆した。


実は、私は韓国という国はさほど嫌いではない。
むろん竹島問題は譲れない(あれは韓国の侵略行為だと思っている)し、靖国になぜあんたらが口を出す、とも思う。在日参政権にも反対だ。他にも起源捏造や自分でついた嘘をいつしか真実だと思いこむような悪癖が国家ぐるみであるように思える点は何とか是正してほしいと思う。
だがそれらの諸問題とは別の次元にあって、冷戦下、日米と協力しながら経済発展を進めつつも、極東アジアのまさに最前線で「いつかまた北朝鮮軍が侵攻してくるのではないか」という恐怖と彼らは戦っていた。
この点について、私は韓国に若干後ろめたさまじりの敬意を感じずにはいられない。
また現に、中共の国際社会への登場(と台湾の孤立)がもう少し遅ければ、朝鮮戦争が再開される危険はかなり高まったはずだ。米国はベトナムの泥沼に足を取られ、おそらく韓国を本格的に救援することは不可能だっただろう。まして韓国自身も決して少なくない兵力をベトナムに割いていた。韓国兵がベトナムで行ったとされる蛮行は許されるものではない。だが大なり小なり、韓国が汚れ役を引き受けたことによって日本が救われた部分があるのは事実だといってよいだろう。




少なくとも、朴正煕軍事政権下にあった韓国が、今ほど北朝鮮に融和的な姿勢を見せていたら、歴史は大きく変わっていただろう。おそらくは日本の望まぬ方向に。
朝鮮半島全土が赤化統一されていたら、日本は自衛隊の大拡張を行わねばならなかっただろう。極東アジアにおける反共最前線は38度線ではなく対馬海峡から台湾海峡への長大なラインになっていたであろうし、仮に軍事衝突が起きていたら、一時的にせよ対馬を放棄せざるを得なかったかも知れない。一時的にと書いたが、朝鮮が対馬占領後に一方的に停戦宣言を行ったら、当時の世論を考えると、対馬奪還作戦を行うことはおそらく不可能だったのではないか。
これらが仮定の話で済んだのは、日米韓の各政府が共通の敵をはっきりと認識しており、何が脅威であるかをある種の幸福な人々を除いて認識していたからだろう。
韓国の対北対決姿勢はむろん韓国のためのものだが、それによって日本が助かっていた面も大いにあることを、日本人は想起してもよいと思う。

さてそうした対決姿勢もほとんど過去の話となり、六者協議における対北朝鮮のスタンスといえば、強硬派の日米と、穏健派というより擁護派の中韓、傍観者のロシアという構図が完全にできあがっている。韓国も口では「韓米日の連帯を」と言うが、実際に韓国が北朝鮮に対して強硬に出たのをこの数年見たことがない。
むろん韓国には韓国の国益があるから、それ自体を責める気はない。
だが、韓国は本当に韓国の国益を考えているのであろうか、と思うことがしばしばある。この件についても、確かに何ら拘束力のない決議であり、棄権してもデメリットは少なく、賛成するリスクのみがあると考えたのかも知れない。
「同じ民族であり、民族という神話を共有しうる唯一の相手」であるという認識が韓国ではどうやら一般的になっているらしく、最近では大韓航空機爆破事件やラングーン事件も忘却されているようだ(「国史」のカリキュラムから外れた)。
情緒的にならざるを得ない相手であるというのは理解できるが、ほかならぬ韓国がもっとも甚大な被害を受けた数々の北朝鮮による国家犯罪についても目を瞑るというのは、私には理解できない。
また、保守系野党ハンナラ党はもちろん与党ウリ党も、「北朝鮮との早期統一」にはきわめて消極的、もっと言ってしまえばはっきり反対の立場をとっている。盧武鉉大統領に至っては、
「北朝鮮の経済生産力が韓国の1/2水準に達したとき初めて政治課題に昇るだろう」と、これはもう「永遠に統一する気はない」という意思表示に近い。
統一が、あるいはそれを前提とした国交樹立が近いということであれば、韓国が全力で北朝鮮を擁護するのも分からないではない。だがどの角度から見ても、それほどの覚悟はないようだ。こうした拘束力のない、あくまでデモンストレーション的な決議であったとしても、北朝鮮と同一視される危険性について、どれだけの韓国人が自覚的であるのだろうか。

「統一は遠い未来のこと」と、苦しみを負うことを拒否し、然れども同じ民族だという理由で「民族共助」という北のプロパガンダを唯々諾々と受け入れるこの矛盾した姿勢。
「統一したら韓国は核装備国の一員だ」「統一したら日本の経済規模を追い越す」といった妄想あるいは民族的自慰にふけっている場合ではあるまい。
北朝鮮が危険な国であるということをもっとも身をもって知っているのは韓国人ではなかったのか。韓国との交渉において北朝鮮は何かを変えたのか、いきなり体制を民主化するのは不可能ごととしても、平壌以外の都市を外国に公開する、援助の代償として軍事費を削減せしめるといった努力をしてきたのか。

韓国世論には、自国が北朝鮮問題の第一当事者であるという自覚が決定的に欠落していると言わざるを得ない。このままでいけば、対北相互主義を唱えた李会昌のような人物が次の大統領に選ばれるなどありえないと思ってしまう。
こと北朝鮮問題に関して、彼らは、友好国・同盟国からの政治的信頼値を下げることしかしていない。
外交問題等々で毅然と意見できる相手が日米中だけというのは、韓国にとっては甘え以外の何者でもない。
長期的な目標として統一を視野に入れているのであれば、彼らは北朝鮮問題により積極的にコミットしていかねばならないはずだ。結果として恫喝まがいの反論を受けたとしても。
それこそ、同民族であり、いずれは統一という共通の目標を掲げているはずの韓国の役割ではないか。それをして初めて各国の信頼も得られ、北朝鮮との対等な対話にも臨めるというものだ。
アジアにおける地域大国である韓国にとって、それこそが長期的な利益となるはずだ。
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by youz | 2005-11-07 04:04 | 政治
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