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男系天皇・女系天皇

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「密室協議」に疑問も 女性天皇容認で刺激回避? [ 11月05日 16時43分 ]
共同通信

 女性天皇容認を打ち出した政府の「皇室典範に関する有識者会議」は7日の次回会合以降、11月末をめどにしている最終報告作成まで議論内容の公表を控える方針だ。皇位継承順位で男子を優先する男系男子維持派を「刺激する恐れがある」(同会議関係者)との懸念も背景の一つのようだ。ただ、国民の理解が不可欠なテーマだけに「密室協議」を疑問視する声が出る可能性がある。
 有識者会議は今年1月から計14回の会合を開催。会合終了後に吉川弘之座長(元東大学長)が記者会見して内容を説明、後日ホームページで議事要旨を公表してきた。


この問題についてもいずれ言及しなければとは思っていたのだが、随分と延び延びになってしまった。
右派論壇においても左派論壇においても控えめながら言われていることがある。
「女系天皇と女性天皇は違う」ということだ。
いわゆる女系容認論というのがあるが、本当に女系を容認するのかと問いたい。
吉川座長をはじめとする「皇室典範に関する有識者会議」とやらは、「女系」と「女性」の違いを故意に曖昧にしているように思われる。また大新聞やテレビをはじめとしたマスコミも同様である。あるいはマスコミの方もさほど理解はしていないか、理解していても深刻な問題と認識していないのか。
皇室報道に一定の遠慮があるのはやむを得ないしむしろ正しいことでもあると思う。
しかしながら、女性天皇と女系天皇の差異を不明瞭にしたままで、おそらくは調査する側も理解していない状況で世論調査を行い、これが国民の意思であるといった乱暴さはどう考えても許されることではない。



愛子様がいずれ遠い未来であろうが皇位に就かれたとして、それは男系女子の天皇陛下であって、決して女系天皇ではない。愛子様が子に恵まれてその親王ないしは内親王がさらに次の皇位に就かれるということであれば、彼(彼女)は女系天皇といってよい。ただしその場合は、愛子様を始祖とする新王朝の二代目天皇に過ぎず、神武皇統を継ぐ128代(あるいは129代)天皇陛下ではない。
これまで天皇家は、宗家に男子なき場合は、内親王の婿に傍流の親王を迎える(俗に言う婿養子天皇である)などといった方途をとって男系を維持してきた。
公式に2665年、信頼しうる史書のみでも1400年以上、これを繰り返してきた。
今上陛下の直系のご先祖である光格帝も、江戸期に傍流から宗家に移られた方である。
「ひらかれた皇室」はまだよい。だが、「男女平等の世の中に相応しい皇室」など、気でも狂ったかと言いたい。では、人類皆平等の世の中に相応しい皇室という議論も必要になるだろう。
憲法第一章を廃し、天皇陛下と皇族方には国家制度に関するあらゆる舞台から降りていただき、一国民として公民権を行使していただかなくてはならない。政治的発言も自由にしていただき、その意志があれば選挙出馬など積極的な政治活動も肯定せねばならず、天皇陛下と呼ばれる方が衆院議員の席を占めたら、まさしく究極の大政翼賛会が誕生するであろうが、それすら受け入れねばならない。
この通り、皇室に平等原則を持ち込むという愚妹さの行き着くところは立憲君主の存在意義の否定にほかならない。おそらくその有識者会議とやらはそこまで自覚してはいないのであろうが、伝統の破壊であるという認識は持っていよう。
皇位を左右しうる存在となることは、歴史上さまざまな英雄たちが願ったことである。
だが彼らも皇位を奪おうとか別の王朝を建てようとしたことはない。
後醍醐帝を追放した足利尊氏ですら、神武皇統を継ぐ男子を帝位に就けたのだ。

神武帝が男性であったとされる以上、神武帝から連なる女系天皇というのは存在し得ない。
なぜなら女系というのは、母→母→母と辿って天皇に突き当たる家系ということだからだ。
女系天皇を容認あるいは推進するというのは、新王朝の成立を容認するということであり、現皇室の否定ですらある。愛子様お一人が皇位に就かれる就かれないといった問題ではない。

旧宮家の方々の皇籍復帰(宮家そのものを復帰せしめるか、今ある宮家に養子として入られるかはまた別の課題だが)について、有識者会議は否定的であるという。なぜか。
「国民の理解が得られないと思われる」からだそうだ。
説明も選択肢の提示もせずに、何が国民の理解か。なるほど旧宮家の若年男子は、生まれたときすでに皇族ではなかった。しかし昭和帝の曾孫または玄孫という方々も含まれており、菊栄会という、皇室との定期的な親睦会にも参加されている。自他ともに「特別なうまれである」と見なし見なされその若い人生を送ってこられたはずだ。
いや仮にそうでなかったとしても、度々引き合いに出すが、今上の直系の祖である光格帝は傍流から即位したがゆえにこそ皇位に対して非常に自覚的であり、簡略化あるいは中絶していた儀式を復古せしめたという史実が残っている。むろん旧宮家の方が皇位に就かれたとして、その方が光格帝と志を同じくされるという保証はまったくない。だが少なくとも男系継承は引き継がれるし、皇位の正統性も保たれる。
なるほど愛子様が女帝として即位されるのは国民の理解に適うであろう。しかしその子が皇位を継ぐというのはまったくの別問題であり、それは伝統の破壊にほかならない。
まして、従来天皇制廃止を訴えてきた勢力が女系推進に方針を変えているなどと聞けば、嫌でもそこにある底意を勘ぐってしまう。

これまで数多の国々、数多の王朝において、重臣や他国の王が王女と結婚し、その子が王位に就くという例はいくつも引くことが出来る。後世に生きる我々は、その王朝が男系で続いてきたものであれば、そういった事態を王朝の断絶と言い、王位の簒奪と呼んできたはずだ。

伝統伝統と、なぜそこまで拘るのかという批判も当然あろう。
だがここでは「なぜ伝統が重要なのか」については触れない。
むしろ聞きたいのはこちらの方だ。なぜ伝統を破壊せねばならないのか、と。

私は小泉の政治手腕についてはずいぶんと高い評価をしてきたし、また政治経済両面における改革については、一定の成果を挙げつつもあり、方向性として正しいとも考えている。
だが、これすらも小泉改革の一貫であるとするならば、私は俄然反小泉となるであろう。

各マスコミは、この問題を是非積極的に取り上げるべきである。

追記:オランダ王室について事実誤認があったので該当箇所を削除しました。
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by youz | 2005-11-07 16:52 | 政治
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