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反小泉運動について思うところ2
感情が昂ぶっているのを抑えられず、こんな深夜にブログを更新します。
少なからず憤りを感じてもいます。 私がこれほど、自分の記事を人に読んで欲しいと感じたのは初めてかも知れません。それがこういった内容になってしまうのは、大変残念ですが…… 自分からしたら本来無関係であるはずのSTOP THE KOIZUMI運動について、です。 前のエントリで私は陰謀論について言及してきました。 テサロニケ氏はそのもっとも重篤な典型例であると言えましょう。 トラックバックを何人かの方に送らせていただきましたが、STOP THE KOIZUMI運動を支持される方もそうでない方も読んでいただけたらと思います。 その上で、ネット右翼のスパムと考えられるのであれば削除を、 少しでも読む価値があったと思われるなら残してください 詳細はこちらを参照 STOP THE KOIZUMI ←同盟リーダーであるテサロニケ氏の言い分 Keep the Red Flag ←今回運動から離脱されたpeoples-flag氏の言い分 私はここであらすじを説明します。 ですがこの問題に関して虚心でいられないからこそ書くのであり、そこに私なりのバイアスがかかっていないと断言する自信はありません。というかバイアスはかかっています。関心のある方は、私の文を読む前でも読んだ後でもよいから、是非とも上の両リンクを参照し、その上で判断してください。 あらすじはこうです。 T.N君の日記と玄耕庵日常において、同運動のトラックバックセンターを作れないか?というアイデアが出ました。 私はここで、運動に対する賛否は抜きでホホウ面白いと思いました。 トラックバックセンター構築は(少なくとも技術的には)きわめて容易なものです。仮にサーバ本体を新しく買ってきてそれにOSはじめ各プロダクトを導入するとしても、SEレベルの知識は要しません。 そして、レンタルサーバを使用することが叶えば、サーバ設計・構築は必要なくなり、ページレイアウトとユーザー認証システムのことだけ考えればよい。 この興味深く魅力的でもあるアイディアに対して、同盟リーダーであるテサロニケ氏は、おそらく諸手を挙げて賛成するのではないか、と思っていましたが、違いました。 予想を外すことにかけては私もテサロニケ氏以上かも知れません。 当該サイトに具体的なコメントを付けた人物に対し「正体不明の~」と呼び捨て、共産党との繋がりがあるのではないか、運動自体が乗っ取られるのではないかと難色を示し(根拠不明。言いがかりに近い)、様々な運用的課題を挙げて、この動きを事実上たたき潰してしまいました。 彼が掲げた論拠のうち、運用的課題は工夫次第でどうにでもなるものです。 「最初に自分の所に話をもってくるのが筋だろう」という台詞に至っては何をかいわんやです。トラックバックセンター構想はもともとT.N君の日記で始まったものであり、テサロニケ氏が自ブログでもコメントでもその点にほとんど言及していなかった以上、IT支援を申し出る人が「言い出しっぺ」を相手にするのは至極当然のことのはずです。 一連の問題についてテサロニケ氏が執拗に拘ったのは二点。 第一に、既に言及しましたが既存組織によるこの運動の乗っ取り(現在のリーダーであるテサロニケ氏の追放とほぼ同義であると彼は主張)の危険性。 第二に、ネット右翼からのトラックバックをいかに削除するのか、同盟内部で意見対立があった場合、当事者となったある人物を誹謗するトラックバックが寄せられたとき、削除するか否かの判断は誰がするのか、といった点…… 「そんな頻繁にTB削除するのあんただけですから!」と突っ込みたくなったのは私だけではないはずです。(笑) それにしてもまず「ネット右翼のスパム」を気にするあたり、らしいというか何というか。 ともかくこのトラックバックセンターなるシステムは、ハードウェアの導入・回線の導入から入ったとしても個人レベルではそれなりに高コストではありますが、すでに参加ブログが100を優に超えていることを考えれば、決して出せない額ではない(半数がカンパに応じたとしても、一人当たりの負担額は贅沢しても5000円程度のものでしょう)。このプロジェクトは、トラックバックセンターそのものの機能的魅力はもちろんのこと、同盟による初の集団投資として記念碑的な存在になる可能性があり、運動を本格化させていく第一歩となりえたのではないでしょうか。しかしながら、きわめて残念なことに、始まる前に頓挫してしまいました。 かくしてT.N君の日記は同盟からの一時離脱を宣言し、Keep the Red Flagは、テサロニケ氏への批判を行い同盟からの正式な脱退を表明しました。 -あらすじ終わり- この点から、いくつものことが示唆されたと思います。 テサロニケ氏という人物は、自ブログはさておき他ブログのゲストを呼び捨てるということ自体に何ら抵抗をもっていないこと。(これは既にカッシーニ氏とのやり取りでも分かっていること) 運動が進展するしないに関わらず、STOP THE KOIZUMI運動の主導権をテサロニケ氏は他者に譲る気は毛頭ないこと。 少なくとも現時点において、テサロニケ氏はこの運動のリーダーではなくオーナーであるという意識が濃厚であること。(これは幾重にも事実ですが、公言するのはどうなんでしょう…) 左右共闘と言いながら、「ネット右翼」のTBに強い拒否反応を示していること ご承知のとおり、このブロガー同盟の運動は、現在はまだ「隗より始め」た初期の「発起」の段階であり、まだ第1回目の会議も開催しておらず、したがって機関運営ではなく、完全な個人運営で営まれています。法的な責任も含めて、一切の責任が私個人にあります。 そして、これこそ最も重要なことなのですが、反小泉のバナーを貼ればこの運動のメンバーだということは完全に欺瞞であり、テサロニケ氏の言に異議を唱えるということは、同盟離脱を覚悟せねばならないということ。 危険なと憶測をもとに判断した人物は同盟ブログのゲストであっても中傷して排除。 運動を前進させる=目的への第一歩を踏み出すよりも自分のリーダーの座が大事。 服従か、さもなくば脱退か。 とはいえ、この三点はあくまで私の印象に過ぎません。 それは違う!ということであればご遠慮なく反論、批判、突っ込みをどうぞ。 それにしても、上が正しいとすれば、彼らの運動は一体何なのでしょう。 善意を信じた結果事実上乗っ取られた、あるいは当初と異なる方向に進んだ運動は、過去にいくらでも例があります。しかし善意を信じず、同志にリーダーの意志を強要した結果崩壊または分裂した運動は、おそらくその数倍はあるでしょう。 ネットにおいてはいかなる発言も、それがイリーガルまたは極端にインモラルなものでない限り、最大限の自由を保障されるべきです。まして個々のブログはブロガーの私物です(ってこれ私何度言っただろうなw)からなおさらです。 上の意見を、親小泉ネット右翼の妄言であり攪乱工作と思うのも自由ですし、その後のリアクションも自由です。無視するなり反論してくるなりご自由にどうぞ。あなた方に対して閉ざすコメント欄を私は持っておりません。 むろん、私は完全に部外者ですから、各ブログ上に出てきたことしか情報として得ることはできません。事実誤認等あればどんどんご指摘下さい。 追記:技術的な解説があまりにも冗長であると判断したので削除しました。 追記2:STOP THE KOIZUMIのサイトにはTBを受けて貰えました。 未設定だったのか分かりませんが……消されないことを祈るばかりですw 追記3:消されました…… 追記4:繰り返しますが、現時点において私は小泉内閣を支持しています。 しかし、ネット上における反小泉運動がこういった形でしか存在し得ないと すれば、それは誠に残念なことです。 健全な政府は健全な野党あってこそ。 野党とは、議会勢力としての野党だけではなく文字通りの在野勢力です。 在野勢力にあって、人もあろうに彼のような人物がヘゲモニーを握ったことが 残念でなりません。
by youz
| 2005-11-12 04:31
| 政治
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