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改革ファシズムという幻想と自民党の解体

二大政党体制からファシズム体制の時代へ - 民主党の終焉

上は非常に知名度の高いブログの最新エントリである。
私とはポリシーの異なる方だが、それなりに敬意をもっている。

無論アンチ小泉の一言で括れるようなブログでもない。

が、それでも、この事態を革命と呼ぶことはともかく、ファシズムと呼ぶことにはいささかも賛成できない。
なるほど確かに歴史的な選挙ではあった。
革命的な選挙でもあったかも知れない。
「日本の民主主義は死んだ」そう書いたタブロイド紙があったが、死んだのは自民党の寡頭制共和主義である。
手っ取り早く言うと派閥政治であり、有力者同士の権力と利害を調整した上で物事を決定するというシステムである。
自民党はこれによって独裁的な総裁や幹事長の出現を阻んできた。
一方で政策が一貫性を欠いたり、決定が極端に遅れるといったマイナスの現象も起きた。
小泉は「自民党をぶっ壊す」と言い、そして事実上これを実現させたが、彼が壊したのは他でもないこのシステムである。田中角栄の時代以来、野党に対する支持や期待感のほとんどは、この自民党システムに対する閉塞感・危機感・嫌悪感に根ざしていたといってもいい。
小泉は政府の党に対する優越を確立させた。
日本の国政は自民党の旧システムから引き剥がされた。しかも野党の手によらず。
この選挙を革命というならばこれこそが革命であろう。




さてマスコミの問題。
あらゆる政治系ブログを読むと、マスコミはとことん信頼を失っている、と微苦笑を誘われる。
今後、いかなる選挙でいかなる結果が出ても、少数派となった側から
「自分が望んだ結果にならなかったのはマスコミが偏向していたからだ」
と罵声を浴びることだろう。
ところで自民党の選挙区における得票数は、民主党のそれを三割強上回っただけに過ぎない。それがこの議席数差に結びついたのは、成立前の批判と混乱は郵政問題に決して劣らなかったこの選挙制度によるところが大きい。

マスコミの一時的な偏向報道に騙されるほど有権者は愚かではない。
(そもそもテッサロニキ氏などが言われるほど致命的な偏向があったとは思わない。氏が悪し様に罵っておられるTBSなどは、親民主ではないにせよ明らかに反自民であった。もっともたとえそれが誇張であったとしても、何にせよ結果が出る前から偏向を指摘しただけ、テッサロニキ氏は良心的である)
その証拠に、有権者は民主党に対し、選挙区で自民党の七割、比例区で互角の票を与えている。
際立ったとすれば岡田の喧嘩下手である。
特に岡田については、私が見てきた中でもっとも喧嘩の下手な政治家かも知れない。
菅直人はもっと巧かった。鳩山由紀夫はやはり喧嘩下手だったが、それでも岡田ほど下手ではない。
確かに郵政問題のみで衆議院の議席を争うのは適当ではない、というのはその通りだ。
ただ郵政問題をまるで取るに足らないことであるかのように扱ったのはいかにも拙劣であった。小泉が郵政民営化法案否決を端緒に解散権を行使したことは誰でも知っている。そしてさらに何割かは、この問題について民主党が代案はおろか、党としての統一見解を出せずにいたこと、さらには審議を拒否さえしたことも知っている。
「他に重要な問題はいくらでもあるではないか」
その通りではあろうが、政府が最重要と位置づけた法案審議をボイコットするような野党に対してこれ以上の信任、ましてや政権を与えてよいのか?と私なら考えるし、現に考えた。
さてこの状況で、マスコミが民主党有利とする世論調査を発表し、小泉改革を否定していたらどうなっただろうか。私個人に限っては強い危機感をもって自民党に票を投じたと思う。マスコミによる「自民有利」報道について、多くの人がバンドワゴン効果を指摘しているが、小泉改革という耳に心地よいフレーズに有権者が乗せられたわけでもない。

国民・有権者が「ファシストに騙される程度の民度」ではない、ということだけはいくら主張してもし過ぎることはないと思う。どうも今回の選挙結果を悪し様に言う人々は、逆説的に、日本国民は独裁者に統治された方が幸福だと言っているように思えてならない。
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by youz | 2005-09-14 16:20 | 政治
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