カテゴリ
政治宗教 歴史 その他 以前の記事
2006年 08月2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 フォロー中のブログ
週刊!Tomorrow'...◆木偶の妄言◆ 七生亡国 ジャパン・ハンドラーズと... 新聞読んだ? とくらBlog このままでいいの?ニッポン 静かなる革命2009 T.N.君の日記 漂流生活的看護記録 世に倦む日日 最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
屈辱。しかし
Excite エキサイト : 主要ニュース
[アナハイム(米カリフォルニア州) 15日 ロイター]野球の国際大会、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2次リーグの1組は15日、日本が韓国に1―2で惜敗した。日本は1次リーグに続き韓国に2連敗。 愛国心の差だの、徴兵制度がモチベーションになっただの、というのはすべてあと付けの理由に過ぎない。むろんそうした要因を否定するものではないが、あくまで副次的なものであろうし、そもそも日本にとっては何の参考にもならない。 あそこで岩村が怪我をしなければ… 福留をもう少し早く諦めていれば… 一番・イチロー、四番・松中に拘らなければ… 青木や和田を使っていれば… こうした論法もすべて結果論だ。 日本はこの大会に対するスタンスが最後まで定まらなかった。 MLBの一方的な主導や特殊なレギュレーションに対する反発もあっただろう。 だが最強メンバーを提供すると王監督に言っておきながら、国内でも辞退者が続出し、その状況を放置し続けたのは、NPB自らがこの大会を軽視していた…というより重視することができなかったからだろう。 いくらイチローが参加し、王監督が鼓舞しても、大会自体に対する疑念、代表戦自体の歴史の浅さと権威の薄さはどうしようもなかった。 日本の韓国に対する敗因は、フィールド内ではさまざまあった。一言で言うと、多いチャンスにタイムリーが出ず、少ないピンチにタイムリーを打たれた、ということになろう。韓国の細やかな継投に対してあまりにもパターン化された投手起用(速球に強いことは知れているイジョンボムに藤川をぶつけたのはその最たるものだ)、固定されたスタメンとなかなか実戦慣れできないベンチ要員、、、、 王監督の責任は重い。 …が、彼の采配が短期決戦向きではないことはこれまで幾度も証明されている。 やはり問題はフィールド外にあった、といわざるを得ない。 フィールド内での「隙」「弱点」を、フィールド外で埋める(最小化する)ことができなかった。 チームに対するバックアップが不充分だった。 海のものとも山のものともつかない大会であるから、究極のところメジャー組不参加、若手主体の参加で良しとする意見すらあった。それはそれでひとつの見識だが、ひとたびチームが編成された後、選出された選手に対するモチベートを王監督とイチローに任せきりだったのはどういうことか。 そしてこれはもちろんアメリカにも言えることだ。 この大会に最高の準備、最高のモチベーション(監督ら首脳陣が、機構の最大のバックアップのもと、国内外から最高のメンバーを集め、適切な判断と準備をした、という点で)をもって臨んでいるのはキューバと韓国だろう。 韓国が勝ち進んでいることは、この大会の前途にとっては良いことだ。 バックアップ体制に不備があるチームは、充分な準備をした上で充分なフォローを受けているチームにはそうそう勝てるものではない、ということを証明したのだから。 逆に言えば、キューバや韓国のように、国内リーグのレベルではメジャーより数段落ちるとされていた国でも、メジャーで通用する選手を何人か擁し、しかも彼らに最高のモチベーションを与えることができれば、世界一をうかがうことさえ不可能ではないということだ。 最高のメンバーをあまねく集めるには、当然ながら選出した選手に辞退されてはならないし、そのためには選手にとって代表の価値を高めることが重要だ。 仮に、それが各リーグ(とりわけMLBとNPB)にとって受け入れられないほど過大な負担になるというのなら、この大会の前途は暗いかも知れない。 とりあえず今日はこの辺で。 追記 メキシコがアメリカを破り、日本の準決勝進出が決まりましたw
by youz
| 2006-03-17 10:31
| その他
|